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オーディオについてのページです。
生活空間における、高性能だが小型でデザインの良いオーディオ機器を個人的な価値基準でご紹介します。

昔は1戸建てで部屋も広かったので、ONKYOのD77-FXスピーカーをメインに、YAMAHAのAVアンプで6.1チャンネルサラウンドとDSP(ヤマハDSP-AX1 ACC仕様)で音は好きなように加工するものと思っていた時期がありました。その後、カーステレオで2chステレオへ回帰し、今はマンションで狭い部屋なので、2チャンネルオーディオを楽しんでいます。
主な音源はテレビとSACDです。今のシステムにしてからはCDは殆ど聞かなくなりました。昔買ったSACDメディアがあるので復活しました。CDとSACDは人間では違いが分からないという実験や論争がありますが、私は明確に違いが分かるようになってきました。聞いてて感動するかしないかはっきりわかります。バイアスが入っているという意見もありますが、自分で何回も聞いているCDとSACDソースをブラインドテストでどちらか判定できます。自分の音響システムと自分の部屋いう限定された環境という条件がつきますが、明確にわかります。音って慣れなので、脳みそが音に慣れるまで時間がかかります。経験的に環境が違っていていると同じ音には聞こえないので比較できないのではないかと思っています。
1.スピーカー

MAGICO A3

MAGICO A3



設置面積が小さくて、高性能、デザインが良いものを探してました。
ハイエンドオーディオは特に興味がありませんでしたので、マジコというスピーカー専門の会社は知りませんでした。そもそも1億円以上するスピーカーがあるなんてことも驚きです。ネットの何かで見たA3のデザインが気に入り、早速検索してMAGICO社ホームページや、YouTubeの動画を閲覧しました。
マジコはアメリカのサンフランシスコにある会社です。アメリカ製品っていまいち国産主義の私にはどうなんだろうと思いましたが、持ってるアンプもJeff Rowlandだし、カーステレオもマッキントッシュ(国産のクラリオン製ですが)だったし、オーディオ製品に限ってはアメリカの会社の理念はいいかなって気持ちに変化してきました。あっ、スマフォはiphoneだしPCもMac Book Pro何台も買ってるので、実はアメリカ企業の信者でした。

部屋のスペースが無いのでなるべく壁に近づけたいから、バスレフ型より密閉型のスピーカーがいいと思ってます。バスレフ構造のスピーカーだと共鳴管の位置により、あるていど壁からの距離が必要になるケースが出て、セッティングが難しくなる傾向があります。マジコは、バスレフ型が抱える位相の乱れによる音色の不明瞭さ対策として、バスレフ構造は一切採用せずに完全密閉構造に拘っています。
次第に、正確な音を出すためには、妥協のないのエンジニアリングによる探求心がある製品ポリシーに共感し、どうしても欲しくなり現物を見ることもなく直ぐに購入してしまいました。

さて、商品は上位のモデルは木箱に入って来るみたいですが、A3は丈夫な2重構造の大きな段ボールに入っておりコスト削減されています。1箱50Kg強の重さなので、なんとか1人で台車を使ったりすれば持ち運べます。この動画で予習済みなので設置もスムースにできました。A3は設置面積は少ない(横27cm×奥行32cm)ですが、高さは112cmあり、金属性のかっちりした形とアルマイト加工されたように黒く塗装された筐体が高級そうな存在感を放ちます。真っ黒で、自分の白い壁紙の洋室にマッチします。

 最初あれ?今までのビクターの小型スピーカーより音が悪いと感じました。失敗かと思いましたが、数時間して耳が慣れてくるとすばらしい音質に感じられるようになりました。脳みその働きは面白いですね。よくオーディオ機器はエージングが必要とかいう方が居ますが、自分の脳みそのエージングなんでしょうね。イメージ通りの高品質な製品作りおよび音質に大満足です。サランネットはやはりないとスピーカーつぶしそうなので、追加で購入しました。サランネットもマグネットでピタってついて、これも高品質で満足です。ネジがスピーカーと背面のMAGICOの名盤を取り付けている4か所以外に無いのもすごい拘りだなと。(底面も確かネジはなかったはずです。)
MAGICO マジコ A3





マニュアル日本語訳版)にはセッティング方法が細かく記載されてます。この通りにやれば最高の音が効けるのでしょうが、部屋の制約で置く場所は決まっています。残念。標準スパイクのベースだとφが3cmぐらいなので、フローリングが沈んできました。
沈み防止のため、大理石の板を敷いて、タオックのスパイク受け5cmφにしました。音が悪くなった気がしましたが、まあ慣れでそのうち分からなくなりました。



★どこかの新製品紹介サイトでA3は、ベリリウムツィーターがダイヤモンドコートでないとか書かれてますが、マニュアルにはダイアモンドコーテッドツイーターって書いてますね。どうなんだろ。実際にダイヤなわけないですが。ダイヤのように固い表面処理してますって意味ですよね。ベリリウムが人体に害があるので割れたときに飛散物質に気を付けるようにと。廃棄も注意と。割れないように純正のパンチングメタルカバーつけました。マジコのはサランネットでなくて金属製で丈夫そうです。サランネット有無で音が変わるか、私には違いが分かりません。

お手入れ方法:
アルミニウムパネルの場合は、リントフリーの柔らかい布(アクセサリキットで提供)を、塗装面のお手入れはMeguiars Final Inspection 34を使えと書いてありますが、Amazonで検索しても出てきません。ネットで検索したら下の写真のものでした。どこで買えるかな。

  
2.アンプ Jeff Rowland Design Group Concerto Integrated
今となっては古いアンプですが、ICEパワー。これもデザインで決めました。お気に入りです。小型なのに十分マジコ鳴らしてくれ不満点は見当たりません。取説
本体のどこにも通風孔などの開口部が無いので埃も溜まらず長持ちするかと思います。まだ何十年も使えるのではと思います。


電源コードはホスピタルグレードのコンセントとZONOTONE ゾノトーン 6NPS-3.5 Meister 電源ケーブルとFURUTECH フルテック FI-12L-Cu [オーディオグレード インレットプラグ メッキなし]で自作しました。

アンプの中、電源プラグと電源コードの写真多数
3.SACDプレーヤー エソテリックK-05X(物は上の写真にある下段の機械です。)
バランス出力があって奥行がなるべく短いsacdプレイヤーを選定しました。デザインで選ぶには品数が少なく、選択肢が少ないです。ほとんどの良さそうな製品が奥行40cm以上で居間に置くには大きすぎ。高級機と言われるものは大抵奥行40cm以上です。k-05xはベーシックな機械ですが、まあまあスペックはいいし、奥行35cmほどでこれが最適かと思いました。デザインはエソテリックの昔のXシリーズの方が角ばってるのでJeff Rowlandには合いますが、さすがにDSPプロセッサが古いのでNGかなと。K-05より新しいAK4490がいいかなと。デザインはJeff Rowlandとあまり合わないですが、まだシルバーなので許容範囲です。音は非常にいいかと思います。アンバランスとバランス接続を比べると、バランス接続の方が細部まで音が聞こえる気がします。しかし、出力レベルの違いによる脳の勘違いかも。このプレーヤーもトレイ以外の開口部が無いので、内部に埃が入りにくそうでいいです。ピックアップは何れ寿命が来るでしょうけど、その時まで補修部品あることを祈ってます。
デザインで言えば、こちらの摩天朗様の日記にあった、EAD(Enlightened Audio Designs)のUltradisc2000なんか、Jeff Rowlandにピッタリですが、もう買えないので。フロントだけjeffのように加工しようと考え中。腕時計ではこの文様をコート・ド・ジュネーブと言ってますが、加工名称はなんと言うのだろうか。安く加工やってくれる工場ないかな。可能性は低いですが、もし将来、作成出来たら載せますね。
K-05Xアーカイブ
カタログ
取扱説明書
ESOTERIC ASIO USB DRIVER インストールマニュアル
ESOTERIC ASIO USB DRIVER(exeファイル)

感想やお問い合わせはこちらへ E-Mail admin@khori1.com

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